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小学生向け特別教室「宇宙の環境問題とわたしたちの未来」を初開催
8月5日(土)、小学校4年生から6年生を対象に、アストロスケール本社内の見学施設「オービタリウム」にて夏休み特別教室「宇宙の環境問題とわたしたちの未来」を実施しました。
イベントでは、上級副社長の伊藤美樹が講師として登場し、日常生活と宇宙との関わりや、宇宙の環境問題についてわかりやすく考察。クイズや質疑応答では、参加小学生から積極的に手が挙がっていました。
その後はオービタリウムのツアーを実施。とくに、地球を周回する特定の物体を捕まえるデブリ捕獲ゲームでは、難しいと言いながらも何度も挑戦し、捕まえることができたときには大喜びしている参加者の姿が印象的でした。
ワークショップでは、宇宙環境を改善する方法を各自で考え、アストロスケールの社員と意見交換も行いました。「捕獲の際の衝撃を吸収し、かつ大小どのようなサイズのデブリでも捕まえられるよう頑丈なネットの裏にスライムを組み込む」、「宇宙にゴミ処理場を作る」、「デブリを吸い込む掃除機のような仕組みを作る」、「地球に持ち帰ってリサイクルする」など、柔軟な発想で創意工夫を凝らしたアイデアが上がりました。
日常生活ではあまり意識することのない宇宙の環境問題について、より多くの人に知ってもらいたい、より身近に感じてもらいたい、という想いから、今回、夏休みの自由研究にも活かせる機会として小学生向けにオービタリウムで初開催となりましたが、非常に好評でした。